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2018.06.16更新

 

こんにちは♪

 

浦和シティ歯科クリニックですnico

 

前回担当したブログでは、歯が原因の副鼻腔炎

 

“歯性上顎洞炎”についてご紹介いたしました。

 

今回は、その治療についてご紹介させていただきますstar

 

 

 

歯性上顎洞炎は、歯の根っこの先端(根尖)が上顎洞の近くにあり

 

細菌が歯の中(歯髄腔)に感染すると起こることがあります。

 

体の抵抗力より細菌の力が上回ると炎症が起き

 

腫れたり膿が溜まったり、歯の周りの骨が溶けてしまいますshun

 

炎症が強くなると痛みも伴います。。unbibibi

 

そのため歯性上顎洞炎の治療は、体の抵抗力が細菌の力より上回るまで

 

歯髄腔の中の細菌を減らす“感染根管治療”を行うことになります。

 

原因となる細菌の種類は多数となりますが、

 

共通の性質として空気を嫌い水分を好みます。

 

根尖部分は、細菌にとって快適な環境となるため、

 

特に根尖の清掃は重要です!!

 

 

 

 ~感染根管治療の流れ~

 

 

①金属やセラミックなどの補綴物がある場合、

   根管内を清掃するための器具が入るよう補綴物を除去します。

 

 

②虫歯(う蝕)になっている歯質がある場合、その歯質を除去します。
   また以前に根管治療をされている場合、歯髄腔に根充材といわれる

 空洞を埋める材料が充填されているため、それも除去します。

 

 

③根尖部の感染歯質を“Kファイル”という清掃器具などで

   機械的に除去します。

 Kファイル

④超音波の機械で根尖部の洗浄を徹底的に行います。
 

 

⑤根尖部に水酸化カルシウムなどのアルカリを入れ、

   細菌を減らしていきます。

 

 

⑥清掃終了後、レントゲンなどで炎症の改善が認められた後、

   再感染が起こらないように歯髄腔に新しい根充材を緊密に充填します。

 

 

⑦補綴物と歯の隙間から再感染が起きるため、なるべく隙間の少ない

   精密な補綴物を製作し、しっかりとした行程で接着します。

 

 

 

 

以上が感染根管治療の流れになりますが、

 

先程も述べた通り、④の洗浄は、感染根管治療の中で一番重要になります。

 

根尖部は細く曲がっていることが多いため、

 

先端までしっかり洗浄することは困難です汗

 

浦和シティ歯科クリニックでは、

 

根尖部まで超音波でしっかり洗浄できる機械

 

“ジロソニック”を完備しています。

 

 

ジロソニック①

 

 

他の超音波の機械では、根尖部まで届かないことが多いのですが、

 

ジロソニックには“リスピソニック”という細く長い器具が付いていて

 

根尖部までリスピソニックが入るため、

 

根尖部をしっかりと洗浄することができます。

   ジロソニック②

 

更に、根尖部の中でもどこまで清掃が必要かの診断が重要で

 

その診断が根管治療の予後に大きく影響しますtoothglitter2

 

 


これまで何度も根管治療を繰り返しても治らなかった歯が

 

当クリニックで完治したこともございますので、

 

歯性上顎洞炎の疑いがある場合や

 

根管治療についてご質問がある際は、

 

浦和シティ歯科クリニックに

 

どうぞお問い合わせくださいませ笑う

 

 

 

 

浦和シティ歯科クリニック

 

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投稿者: 浦和シティ歯科クリニック

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