歯科における金属アレルギーとは
金属アレルギーとは、その名の通り、金属に対してアレルギー反応を起こすことで、主な症状に湿疹や痒みがあります。
そのためヨーロッパやアメリカなど、ほとんどの先進国では歯科治療で金属を使うことをやめていますが、日本では保険診療を始め、いくつかの治療で金属が使われています。
浦和の当院では、金属を使用することにすべて反対しているわけではありませんが、金属アレルギーの可能性がある方には、検査を受けられることをお勧めしています。
金属アレルギーセルフチェック
- 身体に原因不明の痒みがある
- 蕁麻疹や発疹が出てくる
- 金属のアクセサリーを身に付けると皮膚がただれる
- お口の中で金属の味がする
- 脱毛が気になる
上記のいずれかに当てはまる方は、金属アレルギーの可能性がございます。ただし、これらはあくまでも目安で、実際には皮膚科で検査を受けてみないとはっきりとしたことは言えません。浦和の当院では、患者さまが受診可能な皮膚科をご紹介させて頂いておりますので、金属アレルギーの検査を受けてみたいという方は、お気軽にご相談くださいませ。
フェアリースクールプロジェクト
歯に取り付けていた金属を取り外した後は、通常、業者に買い取って頂きます。しかし、トゥースフェアリーと呼ばれる団体は、歯医者さんから金属を集め、それを売却した資金でミャンマーの学校建設や難病の子供たちの支援をしています。
浦和の当院もこの活動に参加しており、治療の際に患者さまからお外しした金属は、この団体に寄付させて頂いております。待合室にトゥースフェアリーから届いたメッセージを飾っておりますので、ぜひご覧くださいませ。