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2018.01.29更新

 

こんにちは!

 

浦和シティ歯科クリニックですni

 

 

今回は、成人の

 

閉塞性睡眠時無呼吸症候群 (:以下 OSAS)

 

についてお話ししますleaf

 

 

OSASは、睡眠中に無呼吸があるため、

 

睡眠の質が悪く、日中に眠気があり

 

事故を起こしやすいなど、社会生活に対する

 

影響はご存知の方も多いかと思います。

 

しかし近年では、

 

生命予後に関する身体への影響も

 

メディアで取りあげられるようになりました。

 

 

OSAS重症で循環器系の疾患での死亡確率5.2倍、

 

OSAS軽度でも心不全2.38倍、

 

脳卒中1.58倍、冠動脈疾患1.27倍との

 

報告があります。

 

そのため、予後を考慮すると

 

放置できない問題です。

 

 

では、OSASの原因とは何でしょうか。

 

主に以下の7つがあげられます。

 

①肥満

②関連筋の衰えによる舌の後退

③ホルモンの問題(閉経など)

④内分泌疾患

⑤アルコールや睡眠導入剤など

⑥骨格的な問題

⑦咽頭の問題

 

これらが原因で気道が狭窄し、

 

OSASは起こります。

 

 

歯科医院では、患者さまはチェアーで

 

長時間仰向けになっているため

 

骨格的問題だけではなく、眠気や

 

イビキなどに気がつく機会があります。 

 

OSASは未診断、未治療が多い疾患ですが

 

歯科医が問題を把握し、患者さまに提示して

 

必要な場合は専門医に紹介するなどの対応も可能です。

 

 

また、OSASはかみ合わせとも

 

関係があります。

 

OSASの治療で効果を発揮している

 

口腔内装置は下顎を前方にすることで

 

OSASの改善が得られます。

 

逆に歯を数本失ったまま放置すると

 

かみ合わせのバランスが崩れ下顎が後方になり、 

 

かみ合わせの高さが低くなれば口腔内容量が減り

 

舌の居場所が窮屈になります。

 

米国においても近年、歯科治療における

 

口腔内容量の重要性が盛んに示唆されており、

 

外科矯正治療も増加しています。

 

歯を失った部分にはインプラントや

 

入れ歯、ブリッジなどでかみ合わせの

 

バランスや高さを再構成する必要があるので

 

OSASは歯科とも関係が深いものです。

 

 

身体のためにもOSASは放置せず、

 

まずは専門医または歯科医に相談してみてください

 

 

 

浦和シティ歯科クリニック

048-711-8840

 

投稿者: 浦和シティ歯科クリニック

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